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高校化学 西湘高等学校 化学 実験 by 池田博明 2004年4月から，神奈川県立西湘高等学校の『化学I』『化学II』で行った実験を紹介します。 激しい中和反応 準備 器具 太い試験管、スタンド ろ紙、ろ過装置、ピンセット 試薬 濃塩酸、水酸化ナトリウム、フェノールフタレイン水溶液 操作 (1)太い試験管をスタンドに固定し、濃塩酸を10ｍL入れる。 (2)フェノールフタレインを一滴滴下する。試験管が新しいとナトリウムが溶けてやや赤変する。 （結果に影響しない） (3)粒状の水酸化ナトリウムを濃塩酸中に加えていく。中和熱により次第に激しく沸騰する。 (4)赤変したところで濃塩酸を少し滴下して酸性に戻す。 (5)ろ過して食塩を得る。
注意 水酸化ナトリウムが多い状態で生徒に回覧してはいけない。 まして、生成した食塩をアルカリ状態でなめさせることは危険である。 解説 演示実験である。 主な参考文献 化学教育研究会（編），1992．授業に役立つ化学実験の工夫，大日本図書． BACK TO 化学 CONTENTS |
